KITAZUMI KIYOKO hp

きたずみ きよこ hp


works02




「わたしは○宇宙について○かんがえた」no.2

―赤い花・白い花・青い花より―


花は枯れる前に、しばらくの間、輝くことを発見した。デジカメで記録し続けると見つけることができる。

その後、生花と、描いた花と、造花をひとつのボックスに入れ、観察し続ける作品。

来場者から、「金魚もそうだった」「おばあちゃんもそうだった」などの情報をいただいた。

後に、「自家蛍光」という細胞が死ぬ前に光る現象があることを知った。

2005/エコロジカルアート第4回展 ギャラリーJ2[works]

2005/エコロジカルアート第5回展 横浜トヨペット





























































宇宙は法則

一定の法則のもとに、宇宙は動いている。

法則の一つは「原因結果の法則」

一つの現象には、その原因がある。原因結果の連鎖により

現象が現れてくる。

原因と結果は普通、入れ替わらない。




白い花

穏やかな柔らかい光を投げかけてくれる。

うっとりとして、なごむ。

優しさの意味を波として伝える。




赤い花

枯れてもなお、この重さはなにか

造花の軽さが生命というものの重々しさを際立たせる。

どろりとした感覚が目から体内へ入り込む。

塊のエネルギーが、目と、顔と、脳を満たす。





青い花

静かな呼吸を取り戻す。

頭の中に清新な風を送り込む。

思考することの意味を吹き込む。



それぞれの光が

その蓮華は、青い花には青い光が

黄色の花には黄色の光が

赤い花には赤い光が

白い花には白い光が

清らかな香りをあたりに漂わせている。

(阿弥陀経より)